赤い月 (2004) / Akai Tsuki

なかにし礼のベストセラー小説を映画化した大河ロマン。第二次世界大戦末期の満州を舞台に、3人の男を愛し、激動の時代を生き抜いた女性の波乱に富んだ数奇な運命を描く。監督;降旗康男、キャスト:常盤貴子, 伊勢谷友介, 香川照之, 布袋寅泰, 山本太郎

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赤い月 (2004) / Akai Tsukiのあらすじ

1934年2月、夫・勇太郎(香川照之)と子供たちと共に満州・牡丹江に渡った森田波子(常盤貴子)。それから10年、勇太郎はかつて恋敵だった陸軍中佐・大杉(布袋寅泰)の庇護の下、森田酒造を成功させていたが、その裏で大杉と波子の不義を黙認していた。そんなある日、長男・一男の帰郷を祝う宴席で、波子は商社員・氷室(伊勢谷友介)と出会う。実は、彼の正体は関東陸軍秘密情報機関の諜報員。ロシア人男性・ピョトールをスパイとして利用すべく、人質に取った彼の娘・エレナを森田家に家庭教師として寄宿させ監視する役目を負っていた。しかし彼の素性を知らない波子は、いつしか彼と愛し合うようになっていたエレナに嫉妬し、エレナを奸計に陥れ氷室に彼女の首を撃たせてしまう。その後、勇太郎の留守中に戦況は悪化。「生きたい、生きて子供たちを生かしたい」と願う波子は、利己主義となじられながらも氷室に願い入れ軍用列車への乗車を許される。そして、子供たちを連れて哈爾浜へと辿り着いた彼女は、そこで勇太郎と再会するも、彼はひとり日本男児として生きる道を選ぶのであった。数ヶ月後、煙草売りとして生計を立てていた波子は、鄒琳祥と言う男から強制労働にかり出された夫の死と同時に、氷室の行方を知らされる。牡丹江から逃げ延びた氷室は、途中で足を撃たれ、鎮静剤として阿片と吸ううち、その虜となっていた。阿片を断ち切らせ、氷室に生きて欲しい。そう強く思った波子は、氷室を自分のアパートに連れ帰り必死に看病。やがて、氷室は立ち直り、ふたりは愛し合うまでになる。その時、日本への引き揚げ船出航の報せが届いた。だが、氷室は中国に残り、自らの罪を償うと言う。波子は、彼の帰りを日本で待つことを約束すると、港へ向かう汽車に子供たちと乗るのであった。

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