極道の妻たち 三代目姐 (1989) / Yakuza Wifes Sandaime Ane

極道とその妻たちとの愛や権力争いを描く。「極道の妻たち」シリーズの第3弾。家田荘子の同名ノンフィクションの映画化。監督:降旗康男、キャスト:三田佳子、かたせ梨乃、丹波哲郎、成田三樹夫、萩原健一

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極道の妻たち 三代目姐 (1989) / The Way of A Yakuza Ladyのあらすじ

関西のヤクザ、坂西組の三代目組長・坂西武雄(丹波哲郎)が倒れて入院、妻の葉月(三田佳子)が一万五千人余の組員を抱えて切り盛りしていた。組長代行の舎弟頭・寺田(成田三樹夫)は組の企業化を進めて四代目を狙っている。そんな時、坂西のためなら命もいとわない子飼いの若頭補佐・赤松(萩原健一)が出所してきた。赤松には権力志向はないが、一部の幹部に推す者がおり、三代目の死をきっかけに主導権争いが起こった。また、赤松をめぐって葉月とクラブ“ローズタトウ”のママ、野方操(かたせ梨乃)は激しく女の情念の火花を散らす。赤松は瀬戸にある坂西の生家に葉月を訪ね、寺田が入れ札で四代目組長に決まったことを報告した。葉月は赤松に3億円を渡し「寺田との戦争に勝て!」と言い放つ。赤松は寺田の知恵袋・木曽を射殺して宣戦布告、アリバイ工作のために清美という女を利用するが、健気に生きる姿に惚れていった。寺田は赤松を破門するが、葉月から三代目の遺書があることを聞かされ、焦りから赤松と清美を射殺した。しかし、遺書には寺田を四代目組長に、赤松を組長補佐に指名していた。葉月はその遺書を破り、坂西組を自らの肩に負うことを決心したのだった。

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